*PR
長女は元々、家から歩いて通える距離にあるそろばん教室に半年ほど通っていました。その後、送迎の負担や兄妹の予定調整の都合もあり、オンラインで受講できる「まなぶてらす」に切り替えることになったのですが、正直なところ「画面越しで、あの独特な手さばきをちゃんと見てもらえるのか」という不安がありました。今回は、実際に通学とオンラインの両方を経験した立場から、正直な違いをまとめてみます。切り替えるかどうか迷っている家庭にとって、少しでも判断材料になればと思います。
対象は、そろばんを含む教科・習い事を幅広く学べるオンライン個別指導サービス「まなぶてらす」です。「そろばんは対面でなければ意味がない」という思い込みを、実際の経験を通して検証していきたいと思います。
通学教室を選んでいた頃の決め手
そもそも最初に通学教室を選んだ理由も振り返っておきます。当時は「そろばんは対面で、先生に直接見てもらうべき」という固定観念が強く、オンラインという選択肢自体をあまり検討していませんでした。今思えば、当時の私自身がオンライン学習というものに対して、漠然とした不信感を抱いていたのだと思います。近所で評判の良い教室を見つけ、体験に行かせてみたところ、先生の人柄も良く、そのまま入会を決めた経緯があります。振り返ってみれば、この最初の一歩を踏み出したからこそ、後にオンラインとの違いを比較する材料が得られたのだとも思います。
実際に半年間通ってみて、週1回のリズムがしっかり生活に定着していたことも事実です。曜日と時間が固定されているからこそ、「今日はそろばんの日」という習慣が自然と身についていたという側面は、通学教室ならではの利点として振り返ることができます。この「固定された習慣」という価値は、オンラインに切り替えた後、あえて意識して曜日を固定することで、ある程度は再現できるのではないかと考えるようになりました。実際、我が家でも「火曜の夜はそろばんの時間」と決めてからは、以前とそう変わらないリズムを保てています。
切り替えを決めたきっかけ
切り替えを検討し始めたのは、長男の新しい習い事が始まり、送迎の時間帯が重なるようになったことがきっかけでした。両方の送迎を一人でこなすのは現実的に難しく、どちらかを諦めるか、送迎不要な形式に切り替えるかの二択を迫られる形になりました。夫の帰宅時間も遅く、頼れる祖父母も近くにいない我が家にとって、この時間帯の重なりは、正直かなり切実な悩みでした。同じような時間の板挟みに悩む家庭は、決して少なくないのではないかと想像しています。
ちょうどそのタイミングで、まなぶてらすというサービスの存在を知り、「そろばんもオンラインで受けられるなら、試してみる価値はある」と考えたのが、実際に切り替えを決めた経緯です。振り返ってみると、生活の変化がきっかけで検討を始めるケースは、多くの家庭にも当てはまるのではないかと思います。
比較の前提:通学教室での半年間
比較の前提として、まず通学していたそろばん教室での様子を整理しておきます。近所の個人経営の教室で、週1回、他の生徒と同じ時間帯に集まって練習する、いわゆる一般的なスタイルでした。振り返ってみると、この「一般的なスタイル」こそが、これから比較していく上での基準になる部分だと思います。先生1人に対して生徒が5〜6人程度という規模感も、地域のそろばん教室としては珍しくない構成だったと記憶しています。
| 項目 | 通学教室での様子 |
|---|---|
| 受講形式 | 週1回、同時間帯に複数人が集まる集団教室 |
| 月謝 | 月額5,000円前後(教材費別) |
| 送迎 | 保護者による送迎が必須 |
| 指導スタイル | 先生が教室内を巡回しながら個別に声かけ |
費用面での違いを比べてみる
まず気になったのは費用面です。通学教室は月謝制で固定費がかかっていましたが、まなぶてらすはポイント制のため、受講した回数分だけ支払う仕組みになっています。月謝制は「毎月一定額を払う代わりに、通わなくても損はしにくい」という安心感がある一方、ポイント制は「使わなければ余るが、使った分だけ払えばいい」という柔軟さがあり、性質の異なる料金体系だという理解が必要です。長女の場合、学校行事などで欠席する週があっても、その分のポイントを翌週以降に繰り越して使えるため、無駄が出にくいというメリットも実感しています。
| 比較項目 | 通学教室 | まなぶてらす |
|---|---|---|
| 入会金 | あり(数千円程度) | 0円 |
| 月額の目安 | 5,000円前後(固定) | 受講回数に応じて変動 |
| 教材費 | そろばん本体・プリント代など別途 | ポイント消費のみ、追加教材費なし |
| 送迎コスト | ガソリン代・時間的コストあり | なし |
純粋な月謝だけを比べると大きな差はないように見えますが、送迎にかかる時間や労力までコストとして考えると、オンラインのほうが総合的な負担は軽いというのが、実際に両方を経験した実感です。特に、雨の日や体調が万全でない日に「それでも送迎しなければ」というプレッシャーがなくなったことは、金額には表れない大きな変化だったと感じています。
手元の見え方は本当に同じなのか
一番不安だったのが、「画面越しで、珠の動かし方をちゃんと見てもらえるのか」という点でした。実際にまなぶてらすでレッスンを受けてみると、講師の指示に従って手元にカメラを設置することで、通学時とほぼ変わらない角度で珠の動きを確認してもらえることがわかりました。最初はカメラの角度調整に手間取りましたが、慣れてしまえば、むしろ講師の目線をこちらで固定できる分、集中して見てもらえているという印象さえ持つようになりました。角度を試行錯誤する過程自体も、親子で協力して取り組む良い時間になったという副産物もありました。
ただし、通学教室では先生が横からすっと手を添えて指の動かし方を直接補正してくれる場面がありましたが、オンラインでは「言葉で伝える」形にならざるを得ないという違いはあります。長女の場合、この違いによる大きな支障は感じていませんが、手取り足取りの直接的な補正を重視するなら、通学のほうに分があると感じました。特に初めてそろばんに触れる段階の子供にとっては、この物理的な補正の有無が、上達のスピードに影響する可能性はあると思います。すでにある程度基本の動きが身についている段階の子供であれば、この差はそれほど気にならないかもしれません。
級位認定・進級テストの扱いの違い
通学教室では、教室独自の進級テストのほか、提携する検定団体の試験会場としても機能しており、教室に通ったまま検定を受けられる体制が整っていました。一方、まなぶてらすの講師は珠算有段者ですが、公式の検定試験自体は別途、外部の会場で受験する必要があるという点は、事前に確認しておくべきポイントだと感じました。この点は、検定取得を明確な目標に据えている家庭にとって、見落とすと後から困る部分になりかねないと思います。実際に受験する会場を自分で探し、申し込み手続きも家庭側で行う必要があるため、通学教室に比べると一手間増える印象は否めません。
通学時間・送迎という生活面での違い
通学していた頃は、教室までの往復と待ち時間を含めると、実質1時間半ほどが毎週そろばんのために確保されていました。オンラインに切り替えてからは、レッスンの50分だけで完結するため、その分の時間を宿題や他の習い事に充てられるようになったのは、正直かなり大きな変化でした。長男の習い事の送迎と重なる時間帯があった際も、以前は片方を諦めるか、祖父母に協力を頼むしかありませんでしたが、その悩みからも解放されました。浮いた時間を使って、家族で夕食の準備を一緒にするといった、これまでできなかった時間の使い方も選べるようになりました。
共働きで平日の送迎が難しい我が家にとって、この時間的な余裕は、単なる利便性以上に家族全体のスケジュールに与える影響が大きかったと感じています。
友達と切磋琢磨する環境の有無
一方で、通学教室ならではの良さとして感じていたのが、他の生徒と一緒の空間で練習する緊張感でした。「隣の子がすごいスピードでめくっている」という刺激は、オンラインの個別指導では得にくい部分です。長女も通学時代は「〇〇ちゃんに負けたくない」というライバル心を燃やしていた場面があり、この集団ならではのモチベーションは、オンラインに切り替えてから少し薄れたように感じています。個別指導は自分のペースでじっくり取り組める反面、こうした健全な競争意識を自然に生み出す仕掛けとしては、通学のほうに一日の長があると言えそうです。この点だけは、オンラインに切り替えたことで唯一「失ったもの」として、正直に認めておきたい部分です。
競争心の欠如をどう補っているか
集団ならではの刺激が薄れるという課題に対して、我が家ではタイムを計測して自己ベストを更新するという遊び方に切り替えてみました。他の生徒と比較する代わりに、先週の自分の記録と競わせることで、多少なりともゲーム性を持たせる工夫です。ストップウォッチを片手に「よーいスタート」と声をかけると、長女も俄然やる気を出す様子が見られ、この方法は思いのほか効果的でした。講師の先生も、この点は理解があり、毎回のレッスンの最後に「先週より何秒縮んだね」と声をかけてくれるようになってからは、長女なりのモチベーションを保てているように見えます。
完全に集団教室の代わりにはなりませんが、個別指導だからこそ、その子に合わせた形でモチベーションを設計できるという側面もあるのだと、この工夫を通じて気づかされました。
実際に感じた良い点・気になる点まとめ
| 観点 | 通学教室 | まなぶてらす(オンライン) |
|---|---|---|
| 直接的な手の補正 | ◎ | ○(言葉での指導が中心) |
| 送迎の負担 | あり | なし |
| 検定試験の受けやすさ | 教室で完結 | 外部会場での受験が必要 |
| 周囲との競争意識 | 生まれやすい | 生まれにくい |
| 時間の融通 | 固定曜日・時間 | 柔軟に選べる |
保護者の関わり方にも違いがあった
通学教室では、送迎はしていても、レッスン中は待合スペースで待つだけで、子供がどんな風に指導を受けているのか、直接見る機会はほとんどありませんでした。他の保護者と待合室で世間話をしながら時間を潰すのが定番でしたが、正直、その時間で家事を進められたらという思いもありました。一方、オンラインに切り替えてからは、家の中でレッスンが行われるため、親が家事をしながらでも、隣の部屋から様子をうかがえるようになりました。
この「見える化」は、想像以上に大きな変化でした。長女がどんな問題でつまずいているのか、講師がどんな声かけをしているのかを、リアルタイムで把握できるようになったことで、レッスン後の会話の質も変わった実感があります。以前は「今日はどうだった?」としか聞けなかったのが、「さっきの掛け算のところ、難しかったね」と具体的な声かけができるようになりました。子供の学びの過程を保護者自身が肌で感じられるというのは、オンラインという形式が思いがけずもたらしてくれた副次的なメリットだったと感じています。
向いている家庭・向いていない家庭
| オンラインが向いている家庭 | 通学が向いている家庭 |
|---|---|
| 送迎の負担を減らしたい | 近くに評判の良い教室がある |
| きょうだいとスケジュールを調整したい | 友達と一緒に切磋琢磨させたい |
| 検定は自力で会場を探しても構わない | 教室内で検定まで完結させたい |
通学教室と何が違うのか、結論
今回、実際に両方を経験してみて感じたのは、「指導そのものの質」に大きな差はないが、「付随する環境」には明確な違いがあるということです。手元の見え方や講師の専門性という核の部分は、オンラインでも十分に通学に匹敵する水準でしたが、周囲との競争意識や検定の受けやすさといった、教室という「場」が持つ付加価値は、オンラインだけでは補いきれない部分だと感じています。教育の本質的な部分と、それを取り巻く環境的な部分を分けて考えることで、初めて公平な比較ができるのだと、今回の検証を通じて実感しました。どちらが絶対的に優れているというより、家庭の状況と子供の性格に応じて選ぶべきものなのだと、改めて感じさせられる経験でした。
我が家の場合、送迎の負担軽減という利便性が、周囲との競争環境の喪失を上回ったため、オンラインへの切り替えに満足していますが、この優先順位は家庭によって変わってくるはずです。共働きで送迎に大きな制約がある家庭ほどオンラインの恩恵は大きく、逆に近所に信頼できる教室があり、送迎の負担がそれほど大きくない家庭であれば、あえて切り替える必要性は薄いかもしれません。子供の性格によっても向き不向きは変わり、集団の中で刺激を受けて伸びるタイプなら通学、自分のペースでじっくり取り組みたいタイプならオンラインが合いやすいという傾向も、今回の経験を通じて見えてきました。気になる方は、無料体験で、実際の手元指導の様子を確かめてみることをおすすめします。