こんにちは。サーティファイ認定試験事務局の小林と申します。MYLABさんのご厚意で私どもが主催している「ジュニア・プログラミング検定」をこのコラムを通じてご紹介させていただくこととなりました。日頃プログラミングを楽しんでいる子ども達やその保護者の方々にお読みいただけると嬉しいです。
目次
ジュニア・プログラミング検定とは?
Scratchを使ったプログラミングスキルを測定し認定する試験です。子ども達の成長を段階的に評価することで、自己肯定感や達成感を育み、更なる目標に挑戦する意欲を後押しすることを目的として実施しています。
2016年12月からの開始以降、のべ約6,000名の方が受験されており、主に小・中学生の方が挑戦してくれています。
受験のメリットは?
1.身に付けたプログラミングスキルが「資格」として形に残る
小・中学生が受験する検定試験で有名なものとして「英検」「数検」「漢検」などが挙げられますが、ジュニア・プログラミング検定も先に挙げた試験と同様に「資格保有者」として認定されます。
今まで学んできたプログラミングが、資格として形に残りますので、合格したらモチベーションが上がること間違いなしです!
なお、一部の私立中学校では、ジュニア・プログラミング検定の合格者に対し、入試で何らかの優遇措置を取っているところもあります。近年の入試では従来の2科(国・算)、4科(国・算・理・社)ではなく、プログラミング入試を取り入れる中学校もあり、今後はプログラミング系の資格を入試で優遇する中学校が増えるかもしれません。
ジュニア・プログラミング検定を入試で優遇する中学校の一覧
2.プログラミングを学ぶ上での目標として活用できる
どんな事でも何かを学ぶときは何かしらの「目標」を持つことで、高いモチベーションを保つことに期待できます。「プログラミングコンテストで入賞する」「面白いプログラムをつくって友達に楽しんでもらう」「身の回りの課題をプログラムで解決する」など、様々な選択肢がある中で「検定試験の合格」も目標の一つとして定めるのも良いと思います。
ジュニア・プログラミング検定の公式サイトでは受験者や検定試験を実施しているプログラミング教室の先生のインタビューが掲載されていますので、参考にしてみてください。
どんな出題内容か?
Scratchを使って問題文に書かれた指示を満たしたプログラムを作成します。さらに、指示通りのプログラムを作成したあとは、自分なりにプログラムを改造して、どんな改造をしたのかを手書きで書いてもらいます。
プログラマーの世界で例えると、仕様書に基づいたプログラムを作成したあと、プログラムをより良くするために仕様変更を行い、変更仕様書と共にプログラムを提出すると言ったところでしょうか。子ども向けとはいえ、本格的なプログラミング試験です。
受験級はEntry、Bronze、Silver、Goldの4種類
ジュニア・プログラミング検定の級種は4つあり、級によって試験時間や受験料が異なります。公式サイトからサンプル問題を無料で請求できますので、受験される方は事前にサンプル問題に取り組んでおきましょう。
ジュニア・プログラミング検定を受験するには
プログラミングMYLABでは、ジュニア・プログラミング検定を受験することができるようになりました。受検のご相談は、下記の電話、メール、または問い合わせフォームからMYLABさんまでお問い合わせください。
以上、ジュニア・プログラミング検定のご紹介でした。
自分のプログラミングスキルがどの程度身に付いているかを確認したい、Scratchの腕試しをしてみたいという方はぜひジュニア・プログラミング検定に挑戦してみてください!
お問い合わせ方法
ジュニア・プログラミング検定の受検を希望される方や、ご相談されたい方は、以下のフォームよりお問い合わせください。
主にビジネススキルの習得を目的とした7分野25種の検定試験を主催。
検定試験の内容はC言語やJavaなどのプログラミング、マイクロソフトOfficeやアドビIllustratorなど、パソコンを使った操作技能に関するものや、著作権、コンプライアンスなど法務知識に関するものなど多岐にわたり、37年間でのべ約317万人が受験。
サーティファイ公式サイト
ジュニア・プログラミング検定公式サイト