MYLABでは、Scratchを使ったゲーム・プログラミングを学んでいるたくさんのお子さまがいらっしゃいます。
今回は、Scratchゲーム・プログラミングコースで学んでいる遠藤舜也さん(小学4年)とお母様にお話をうかがいました。
目次
MYLABに入って金曜日が楽しみになった
MYLAB 本日はよろしくお願いいたします。
まずは、舜也くんがMYLABに入会いただいたときの話をうかがいたいのですが、いつ頃だったか覚えていますか?
舜也くん MYLABには、小学3年生のはじめごろに入りました。
MYLAB 今から1年9ヶ月くらい前ですね。MYLABに入会していただいたきっかけについて教えてください。
お母様 当時、マイクラが好きだったので、何かを組み立てたり、創造したりするのが得意なのかなと思っていたので、そうした力をのばせる習い事を探していました。
「プログラミングに興味がある」と本人からも聞いていたので、教室を探して、体験をして入会しました。
MYLAB MYLABに来る前に、学校などでプログラミングを体験したことはありましたか?
舜也くん Scratchで、キャラクターが端にふれたら跳ね返るとか、単純な動きをつくるようなことを少しやったくらいでした。
MYLAB MYLABに入って本格的にプログラミングをはじめてみて、いかがでしたか?
舜也くん 少し難しいところもあったけど、毎週めちゃくちゃ楽しくて、レッスンがあっという間に終わってしまうという感じでした。
学校できらいな授業があっても、MYLABのレッスンがある金曜日だけは楽しみでした。
MYLAB そう言っていただけて、とても嬉しいです! MYLABのどんなところが楽しいですか?
舜也くん 自分で作ったゲームを、みんなが楽しそうに遊んでくれるのを見るのが好きです。
MYLAB 自分がつくったゲームで遊んでもらうのは、励みになるし、うれしいですよね! おうちでも、家族の方に遊んでもらうことはありますか?
お母様 そうですね、できたものを父親や私に「やってみて」と持ってきてくれるので、おうちでも楽しませてもらっています。
MYLABのクラスメイトに認められたことが自信につながった
MYLAB これまで作ったゲームの中で印象に残っているものはありますか?
舜也くん 「迷路ゲーム」です。黄色い障害物などをよけて進んでいくゲームにしました。
鍵がないと進めないところを作ったり、裏道から一発でクリアできる「隠しゴール」を仕こんだりしました。
はじめて友達に褒められて、「続編作って」と言われて、めちゃくちゃうれしかったのがこのゲームでした。
MYLAB MYLABでは、子どもたち同士がつくった作品を共有しながら、学び合う時間を重視しています。一緒に学ぶ友達から認められるのは嬉しいですよね。
お母様 少人数のお友達と一緒にレッスンをやっているのが、いい刺激になっているみたいです。お友達がわからないことがあれば「こうやったらいいんじゃない」とアドバイスしあったり、色々な面からとても刺激をもらっているみたいです。
MYLAB 一時、舜也くんが自信をなくして、ご相談いただいたことがありましたね。
お母様 「作品のアイデアが思いつかない」とか、「この先どうしたらいいか思いつかない」といったスランプのような時期がありました。
それから、同じクラスにずば抜けてプログラミングが上手な子がいたので、追いつきたいという気持ちと、自分の技術が追いつけないジレンマがあったようにも感じていました。
今は、その上手な子にも認めてもらえるようになって、自信にもつながっているみたいです。
MYLAB MYLABの講師については、どのような印象をお持ちでしょうか?
お母様 「こうやったらうまくいく」という、プログラミングのセオリーみたいなのがあるとは思うのですが、子どもはそのセオリー通りではないやり方で作品をつくることがあると思うんです。
その時に、MYLABの講師の方は、大人の考えた道を進ませるのではなくて、子どもが進んだ道からどうやって成功に導けるか、とても考えてくださっているなと感じます。
MYLAB 私たちMYLABのスタッフは、お子様たちを尊重するということを心がけています。
「正解」があってクラスの全員がそこにたどり着くことをゴールにする教室と、一人ひとり自分のやり方で自分らしい作品をつくっていく教室があります。MYLABは後者のスタイルの教室です。
運営は大変ですが、創造性を身につけていただくためにには、子どもたちの「いいこと思いついた!」「自分はこうしたい!」という情熱にこたえていくことが重要だと考え、このスタイルで運営しています。このやり方が、お子様たちが一番成長する方法だと考えています。
お母様 うちの子には、そういったMYLABのスタイルがドンピシャでハマったみたいです。
試行錯誤の繰り返しでプログラミングができるようになった
MYLAB 舜也くんはかなりプログラミングが上手になったと思いますが、ご自身でもその実感はありますか?
舜也くん 今は、何でも自分でできるという自信があります。
これまで、どんな事やっても普通ということが多かったのですが、プログラミングは「得意だ」と言うことができます。
MYLAB 自信をもてるようになったきっかけはありますか?
舜也くん いろいろ試行錯誤する中で、新しいアイデアが思いつくようになったり、ずっと悩んでいたことがやっとわかったりするようになって、「できるようになった!」と思えるようになりました。
いっぱい間違えて、いっぱい教えてもらったら、気づいたらできるようになってました。
お母様 1か所プログラムが間違っていただけで、動かないことがあるじゃないですか。その「1か所」を見つけた時のパッと輝くような瞬間の成功体験というか、気持ちよさがあるのかなって思います。
MYLAB MYLABでは、速く正解にたどり着くことよりも、子どもたちが自分で試行錯誤する時間を大事にしています。リスクを取って新しいことにチャレンジできる創造的な人材になるためには、こうした試行錯誤を粘り強くできることが必須だと考えているからです。
そういう意味で、舜也くんは粘り強く試行錯誤する能力もお持ちですし、プログラミングのスキルも成長し続けているので、今後が楽しみです。
学校でプログラミングの先生を経験
MYLAB 以前、学校でみんなにプログラミングを教えてあげたことがあるとうかがいましたが、具体的にはどんな状況だったのでしょうか?
舜也くん 総合の時間に、Scratchでキャラクターがダンスする作品をつくるプログラミングの授業がありました。
この授業で、音楽の設定の仕方とか、キャラクターの大きさの変え方とかを、友達に教える「小さい先生」をやりました。困って手をあげている人がいたら、かけつけていって教えるということをやりました。
MYLAB どうして「小さい先生」をやることになったのですか?
舜也くん 授業中に、先生が僕がプログラミングが得意なことに気づいて、お願いされました。
同じクラスに、MYLABに通っている友達が2人いるのですが、MYLABの3人で小さい先生をやりました。
MYLAB 人に教えるのはいい経験になりますし、自信にもなりますよね。
お母様 ママ友から「舜也くんにプログラミング教えてもらって、助かってます」とか、「おうちで、舜也くんはプログラミングが得意なんだよって話してます」と言われることがありました。
MYLAB 舜也くんがプログラミングが得意だというのは、学校のみんな知っているんですね。
舜也くん そうですね。
プログラミングの学びを通して自信が育まれた
MYLAB MYLABに通うようになって、お母様が舜也くんの成長や変化を感じることはありますか?
お母様 やっぱり、自信がついたことだと思います。学校で小さい先生をやらせてもらったことで、自信や達成感を味あわせて頂きました。
今まで「これが得意だ!」ということは、あまりなかったのですが、プログラミングは「得意なものだ!」と自分で言えるようになったので、ありがたいなと思っています。
どちらかというと、舜也は自信のないタイプだったのですが、プログラミングに対しては自信をもって「得意!」と言えるので、そういうものができたというのが嬉しいですね。
MYLAB 「何かが得意だ!」という気持ちや、自信・効力感は、これからの時代を生きていくお子様にとって最も大切なものの一つだと思います。そうした自信を身につけて頂きたいという想いで教室を運営してきたので、いまのお話をうかがって、私もとても嬉しい気持ちになりました。
最後の質問ですが、舜也くんにとってのプログラミングはどんなものですか?
舜也くん プログラミングは、「自分で考えたものを、自由につくることができる道具」みたいなものです。
MYLAB その境地にたどり着いたのは、すごいですね! 舜也くんがここまで成長してくださったという話をうかがうことができて、MYLABという教室をやってきて、本当によかったなと思います。
本日は、ありがとうございました。