子どもにプログラミングを学ばせてみたいと思い、無料のアプリを試してみたという方も多いと思います。
しかし、最初はゲームのように楽しんでいたが、「途中で飽きてやらなくなってしまった」「少し基礎的なことは身についたが、そこから発展がなかった」という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そんな方におすすめなのが、Apple社が提供するSwift Playgroundsです。
Swift Playgroundsでは、下の動画のように、Byte(バイト)というキャラクターを動かすプログラミングをつくりながら、プログラミングの基礎を学んでいきます。
Apple社が提供するだけあって、コンテンツの完成度が高く、内容も豊富です。
この記事では、「ちょっと試してみた」の次の段階へ進みたいという方におすすめなSwift Playgroundsを詳しく解説していきます。
目次
Swift Playgroundsの特徴
Swift Playgroundsの特徴は、以下の3つです。
- テキストコーディングを学ぶことができる
- コンテンツが豊富で、高度なことまで学ぶことができる
- コンテンツの完成度が高く、解説も丁寧
- iPadやMacの環境が必要
一つずつ詳しく解説していきます。
テキストコーディングを学ぶことができる
小学生がプログラミングを学ぶとき、Scratchに代表されるビジュアルコーディングが主流になっています。
ビジュアルコーディングは、ブロックで用意されたプログラムを積み重ねて、プログラムをつくるものです。
ビジュアルコーディングは、文法のミスやスペルミスでプログラムが正しく動かないということがないので、初学者や小学生におすすです。
一方で、タイピングや英語は得意で、Scratchも結構できるようになったので、テキストコーディングにチャレンジしてみたいという方もいるでしょう。
そうした方がテキストコーディングを試してみるときに、Swift Playgroundsはおすすめです。
後ほど解説するように、解説が丁寧で、やさしいものから難しいものへ進んでいくカリキュラムになっているので、テキストコーディングが初めての方でも学びやすくなっています。
コンテンツが豊富
基礎を学ぶコースからゲームなどの作品を作るコースまで、Swift Playgroundsにはたくさんのカリキュラムが用意されています。
「コードを学ぼう1」は初学者がはじめてテキストコーディングを学ぶことを想定してつくられているカリキュラムです。
このコースには、「関数」「forループ」「条件分岐コード」「論理演算子」など、プログラミングの基本が網羅されています。
また、プログラミングの基礎だけではなく、ブロック崩しなどのゲームをつくるコースや、音楽を作るコースなども用意されています。
ブロック崩しゲームを作るコース
音楽を作るコース
コンテンツの完成度が高く、解説も丁寧
Swift Playgroundsは、Apple社が作っているので、デザインやGBMなど音楽の完成度が高いので、楽しく取り組むことができると思います。
また、解説も丁寧なので、小学校の高学年くらいのお子さまであれば、保護者の方のサポートがなくても、自分でお取り組むことができるはずです。
こんな人におすすめ
Swift Playgroundsは、テキストでプログラミングを作っていくので、以下ができる方におすすめです。
- Scratchなどのビジュアルプログラミングに慣れてきた
- タイピングができる
- 英語がある程度理解できる
ただし、上記のスキルはSwift Playgroundsをはじめるまでにすべて身につけていなければいけないというわけではなく、あるとのぞましいという程度のものです。
「少し難しくてもテキストコーディングにチャレンジしてみたい!」という気持ちがあれば、学んでいくことができるはずです。
iPadやMacの環境が必要
Swift Playgroundsの「Swift」とは、Apple社のOS上で動くアプリケーションをつくるためのプログラミング言語です。
Swift Playgroundsは、iPadとMacでしか利用できないため、いずれかの環境を要する必要があります。
Swift Playgroundsをダウンロードする
Swift Playgroundsを使うためには、キーボード付きのiPad、または、Macが必要になります。
以下のリンクからアプリをダウンロードすることができます。
iPadの方はこちら
Macの方はこちら
Swift Playgourndsの使い方
アプリを起動すると、学習内容の解説やアプリの使い方やプログラミングの作り方が解説されます。
アプリの指示にしたがって進行すると、自然と学習をすすめることができます。
解説の後には、自分でプログラムを書くワークが用意されています。
プログラムを動かすと、正しいか間違っているかの判定もされるので、自分ができているのかどうかわかりやすくなっています。
上記の解説を読んで、ワークを行うということを繰り返しながら、プログラミングを身につけることができるカリキュラムになっています。
Swift Playgroundsを楽しんだ後は
このブログでは、Swift Playgrounds以外にもいくつかプログラミング学習アプリを紹介していますので、興味があるものがあったら、ぜひ試してみてください。
【厳選】子ども向け無料プログラミング学習アプリ3選! 発達段階やレベルに応じておすすめを紹介!
【子ども向け】iPadでプログラミングを学ぶメリット・デメリット、おすすめの学習アプリを紹介!
【未就学・低学年向け】無料でプログラミングを学ぶおすすめアプリ「Viscuit」
【小学校1年生・2年生におすすめ!】無料でプログラミングを学ぶアプリ「ScratchJr」
【おすすめ!】パズル感覚でプログラミングの文法を学ぶ無料アプリ「Lightbot」
また、一人で学習するのに行き詰まったり、もっと自由に作品を作ってみたいという方は、教室に通うという選択肢もあります。
当ブログを運営するプログラミング教室MYLABでは、Scratchでゲームやアニメーションをつくるコース、ロボットをプログラミングで動かすコース、テキストコーディングで3Dゲームを作るコースなどをご用意していますので、興味がある方は、ぜひ一度教室まで体験にお越しください。