小学生の習い事はオンラインでも！スクラッチでプログラミングを学ぼう

小学生の習い事にプログラミング！
プログラミング教室でも選ばれるスクラッチ（Scratch）について知ろう！

スクラッチ（Scratch）とは？

スクラッチ（Scratch）は、人気のプログラミング学習用ソフトのことです。MIT（マサチューセッツ工科大学）メディアラボのライフロング・キンダーガーデンという研究チームにて、小中学生向けの教育ツールとして開発されました。

スクラッチは、コードの代わりに指示の書かれているブロックを使用します。ブロックは動き・見た目・音といった機能ごとに8種類に色分けされており、このブロックをつなげていくことでプログラミングが可能です。ブロック遊びをしている感覚で操作でき、自然と階層の整ったプログラムを作れます。別のブロックに変えたり、微調整をしたりすることで簡単に修正できるため、楽しみながら完成度の高いプログラムを作っていけるのが特徴です。

スクラッチは無料ソフトのため、導入に費用は発生しません。会員登録やインストールの必要がなく、誰でも気軽に始められます。

スクラッチでできること１
「ゲーム感覚でプログラミングができる」

スクラッチを使うと、小学生でもゲーム感覚でプログラミングを学べます。一般的なプログラミングでは、ソースコードという文字列を入力してプログラムを作っていきます。

一方、スクラッチは図やイラストなどを使って要素へ命令を出せるのです。例えば、イラストを選んで、「イラストがクリックされたら」と「90°左に回転する」といったアクションを追加するだけでプログラムが作れます。さらに、ドラッグやクリックなどのマウス操作だけでこれらの命令を組めるのです。

操作が簡単なスクラッチは、参考書を使って独学も可能です。また、スマホやタブレット、パソコンなどで視聴できる学習サイトも多数あります。

いきなり独学は心配という場合は、スクラッチを活用したレッスンを受けられるプログラミングスクールが安心です。スクールなら、講師がお子さんの理解度や興味に合わせてくれるため、最適なレッスンを受けることができます。

スクラッチでできること２
「ロボット・プログラミングができる」

スクラッチをベースとした「スタディーノ」という開発環境を整えれば、ロボット・プログラミングも可能です。目の前に置いたロボットに、スクラッチで作った命令を実行させられるのです。

実際のロボットが自分の命令通りに動くと大きな達成感が得られるため、スクラッチなら何時間でも一人で学べるというお子さんも多く見られます。

スクラッチを活用する際の注意点

スクラッチはビジュアルプログラミング言語のため、C言語やJavaScriptといったテキストプログラミング言語の知識を得られるわけではありません。これらの知識を得るためには、別のツールを利用しましょう。

また、スクラッチが対応しているのはパソコンとタブレットのみです。スクラッチを導入するためには、これらを用意する必要があります。

スクラッチがプログラミング教室でおすすめされる理由

スクラッチには「音声合成」「ペン」「音楽」などの機能があり、これらを組み合わせることでオンラインゲームやアニメーション、PVなど様々な作品を作れます。作った作品は世界中に公開でき、感想をもらえます。ほかの人が作った作品に触れることで、アイデアの幅を広げられますし、作品を作る活力になります。

小学生の習い事におすすめ！
スクラッチで学ぶ子供からの「プログラミング的思考」

2020年から小学校でのプログラミング教育が必修化され、その対策としてプログラミングスクールに通うお子さんも増えてきました。しかし、学校や習い事でスクラッチを学ぶ目的は、プログラミングスキルの習得だけではありません。お子さんの「プログラミング思考」を養うことも目的の一つです。

プログラミング的思考とは？

目標達成に向けて動きを細かく分解し、どうすれば効率よく解決できるのか、試行錯誤しながら最適なルートを導き出す思考のことです。論理的思考と混同されがちですが、網羅性を重視する論理的思考とは異なり、効率を重視するのがプログラミング的思考です。

「現代の子供には、プログラミング的思考を身につけさせておいたほうがよい」と言われていますが、それは現代の社会を生き抜くために必要な力だからです。

プログラミング的思考によって、目的と過程を明確にする力が身につくだけでなく、必要な事柄のみを取捨選択したり、問題解決に対して順序よく考えられたり、正しい情報を使いこなせたり、物事に対して合理的に考えたりできます。

プログラミング的思考の必要性

プログラミングは、何かを達成するために論理的かつ最短のルートで命令文を組み立てていきます。

例えば、「この命令のあとはこのような状態になる」「だから次にこの命令を出せば思い通りの動きができる」といった感じです。このように、物事を筋道立てて考えるプログラミング思考は、現在はもちろんこれからの社会でも必要とされます。

また、思うように動かない場合は、原因を調べて、改善や修正を行わなければなりません。これは、「仮説・検証・改善」というサイクルであり、どの分野の仕事でも日常的に行われるサイクルです。お子さんが毎日スクラッチなどでプログラミングを学んでいると、おのずとこれらの能力が養われていきます。

スクラッチをおすすめする理由

上記のような能力の習得は、一般的なコードプログラミングでも可能です。一方、スクラッチはマウス操作が中心ですので、小学生や小さなお子さんでも直感的に操作できます。コードを覚えずとも小さいうちからプログラミングに触れることで、プログラミング思考が早期に身についていくのです。

子供から「プログラミング的思考」を学ぶ方法

子供がプログラミング的思考を学ぶ方法でおすすめなのは、遊びながら考える方法です。

例えば、ゴールが明確で、予め決められたルールの中で試行錯誤しながらクリアを目指す遊びを取り入れることで、プログラミング的思考が身につきます。それには、ぜひスクラッチをご活用ください。

スクラッチでは、動きや音楽を実現するために最適なブロックを選んで組み合わせます。このプロセスではプログラミング的思考が必要になるため、小学生の習い事におすすめです。

小学生の習い事でプログラミング教室をお考えなら！

小学生でプログラミングを学習するなら、スクラッチの活用がおすすめです。ドラッグやクリックなどの簡単な操作でプログラムを作れるため、子供でも楽しくプログラミングを学べます。スクラッチでプログラミングを学ぶことで、大人になっても役立つ「プログラミング思考」が身につきます。

小学生の習い事をお考えでしたら、ぜひプログラミング教室をお試しください。MYLABでは、子供向けのプログラミングのレッスンを行っています。レゴ・マイクラ・スクラッチといった子供でも興味を持てるツールを活用し、ロボット・プログラミングやゲーム・プログラミングなどを学ぶことが可能です。

無料体験授業も実施しているので、お気軽にお申し込みください。