東京中目黒の教室とオンラインで授業をご提供しているプログラミング教室MYLABが運営する本ブログでは、スクラッチゲームの作り方について解説しています。
今回は迷路ゲームの作り方について解説していきます。
スクラッチについてわからないことがあったら、質問を送って下さい。
目次
迷路ゲームのサンプル
まずは、スクラッチでどんなクイズゲームをつくることができるのか、実際に遊んでみましょう。
このゲームの特徴は以下のとおりです
- コースが2つあります
- 2つ目のコースでカギをGETしないと、1面のゴールが反応しません
- カギを取ってゴールすると「クリアおめでとう」のメッセージが出てます
- 目かくしで視野がかぎられています
それでは、実際に迷路ゲームをつくってみましょう。
迷路のコースをつくる
まずは、迷路のコースをつくっていきます。
背景にコースを2つ描きましょう。2つのコースを行き来する通り道(下の画像では水色のところ)もつくっておいて下さい。
コース1
コース2
背景の描き方がわからい方は、以下の記事も参考にして下さい。
コースを自動的につくってくれる便利なサイトがあるので、興味のある方は参考にして下さい。
少し難しいですが、迷路をどうやって自動的につくるのか興味がある方は、以下の記事も参考にしてみて下さい。
迷路ゲームをつくるポイント1 プレイヤーをつくる
次に、プレイヤー(下の図のピンクの丸)を作りましょう。
コードで、緑の旗が押されたときに配置される場所や大きさなどを指定します。
また、十字キーで動くことができるコードを追加しましょう。
黒色にふれたときにy座標をマイナスに移動するコードがあるのは、壁に埋もれないようにするためです。このコートがないとどうなるか、実際に実験してみて下さい。
迷路ゲームをつくるポイント2 ゴールとクリアの演出をつくる
次に、ゴールのスプライトを作りましょう。
プレイヤーかゴールのスプライトに、ゴールしたときの当たり判定を作りましょう。
ゴールしたときの演出のスプライトも作成し、クリアメッセージを受け取ったときに表示するようにしましょう。
迷路ゲームをつくるポイント3 目かくしをつくる
次に、目かくしのスプライトを作ります。
目かくしは、下の図のように、真ん中は色なし、まわりが黒色になるように設定しましょう。
真ん中が透明なオブジェクトができたら、黒色の枠線でまわりをうめていきます。
目かくしのスプライトができたら、目かくしがプレイヤーのところに行くように、コードを書きます。
コースを移動するしくみをつくる
プレイヤーのスプライトに、2つのコースを移動するコードを書きます。このサンプルでは、コース切り替えのタイミングを座標だけで判定しています。
コース1からコース2へ
コース2からコース1へ
アイテムを取ったらクリアできるようにする
鍵のスプライトをつくって、ゲットしたらゴールできるようにします。
鍵のスプライトに書くコード
プレイヤーのスプライトで、鍵をとったらコスチュームをかえる
鍵をとったときだけゴールできるように、コードを書きかえる
以上で、迷路ゲームは完成です!
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