2020年は、子どものプログラミング学習にとって大きな転換点となりました。
コロナ禍で在宅となったことで、家でプログラミングを学ぶ子どもが増えました。
また、2020年度から小学校でプログラミングの学習が必修化されましたが、当初、学校ではコロナ対応や、その後のGIGAスクール構想等によって、プログラミングの授業に十分な時間をさくことができない学校もあったようです。
しかし、2022年の現在、かなり状況が改善してきている印象があります。
この記事では、改めて、なぜ小学生年代からプログラミングを学ぶべきなのか、また、どうやって学ぶべきなのか解説していきます。
目次
なぜ小学生年代の子どもがプログラミングを学ぶべきなのか
よく、「学習指導要領に書かれているから学ぶべきだ」、「今後変化していく社会で活躍するためや、大人になったときの仕事にいきるから」といった説明がなされることがあります。
こうした解説は巷にあふていますが、MYLABでインターンをしている2人の現役大学生がどんなふうに「プログラミング教育」や「ITリテラシーを習得すること」をとらえているか解説した記事があります。
いずれも、小さいうちからプログラミングを学んでおけばよかったという思いが書かれていますので、ぜひご覧ください。
小学生年代の子どもにおすすめのプログラミング学習教材
ここからは、実際に小学生がプログラミングを学びはじめるときの方法と教材をご紹介していきます。
小学生の子どもがプログラミングを学ぶ方法は、大きく以下の4つの方法があります。
- パズルやゲームのようなアプリでプログラミングの文法を学ぶ
- 自分の大好きなゲームを通してプログラミングを学ぶ
- プログラミングを手段として使いながら作品づくりを通して学ぶ
- ロボットづくりを通して、プログラミングといっしょに物理的な機構や課題解決も学ぶ
パズルやゲームのようなアプリでプログラミングの文法を学ぶ
プログラミングを学ぶことができるアプリには、手軽にゲーム感覚ではじめられるものも多いので、我が子が興味を持つかどうか試してみたい、という方に向いています。
「Lightbot」や「Swift Playgrounds」といったアプリがあります。詳しく紹介している記事がありますので、ぜひあわせてご覧ください。
自分の大好きなゲームを通してプログラミングを学ぶ
この学び方のメリットは、自分の大好きなゲームを通して学ぶことができるので、お子さまが自然と熱中することができることでしょう。
例えば、子どもたちに大人気のMinecraftを使ってプログラミングを学ぶ方法などがあります。ここでは、Minecraftを使ってプログラミングを学ぶ事ができる2つの教材についてご紹介した記事がありますので、ぜひご覧ください。
プログラミングを手段として使いながら作品づくりを通して学ぶ
この学び方で圧倒的におすすめな教材がScratchです。Scratchは、世界で最も利用者の多い子ども向けプログラミング学習プラットフォームです。
Scratchには、いろいろな人がつくった多くの面白いゲームがあります。Scratchをさわったことがないという方は、まずScratchで作られたゲームで遊んでみてください。
Scratchを使ってプログラミングを学ぶ方法については、後ほど詳しく解説します。
また、年齢や学年によっては、Scratchが少しむずかしいことがあります。そういった方には、低学年向けの教材がありますので、以下をご覧ください。
ロボットづくりを通して、プログラミングといっしょに物理的な機構や課題解決も学ぶ
ロボットをつくりながらプログラミングを学ぶ方法のメリットは、プログラミングだけではなく、物理的な機構や課題解決も一緒に学ぶことができることです。
中でもおすすめなのは、レゴ社が製造・販売している教材です。以下の記事では、年齢別におすすめのレゴ社製ロボット教材についてご紹介していますので、ぜひご覧ください。
また、ロボット・プログラミングを学んでいくと、世界大会につながるような大きなロボコンにチャレンジすることもできるようになります。
私たちMYLABがおすすめしているのは、「FIRST LEGO League」という大会です。FIRST LEGO Leagueでは、ロボット・プログラミングだけでなく、本格的な課題解決のプロジェクトに挑戦する機会があります。
プロジェクトについては、以下の記事をご覧ください。
小学生の子どもがプログラミングを学ぶときにScratchがおすすめな3つの理由
Scratchは非常に優れた教材です。特に以下のような点が、Scratchが優れている理由です。
- 直感的に使えて、子どもでも扱いやすい
- 高度な作品をつくったり、難しい内容まで学ぶことができる
- 人の作品から学ぶことができる
下の記事では、「Scratchがどんな教材なのか?」「どうやって学びはじめたらよいか?」などについて、詳しく解説しています。
また、「Scratchは学校でさわったことがあるから使い方はわかるけど、これからどうやって学んでいければよいのかわからない」という方には、実際にゲーム作品をつくりながらプログラミングを学ぶ方法を解説しています。
私たちMYLABは、プログラミングが上達する最もよい方法は、実際に作品を作ることだと考えています。まずは簡単な作品からスタートしてみてください。
「お家でやったけれども、うまくいかなかった」「さらに高度なことをやってみたい!」という方へ
最近は、プログラミングを学習するためのアプリや本、無料のプラットフォームも増えてきて、子どもがプログラミングを学習する機会や環境も整ってきました。
しかし、保護者の方とお話ししていると
- あきてしまって、長続きしなかった
- 本やアプリで自習してみたけど、うまくいかなかった
- 保護者の方がプログラミングの経験がなく、子どもに教えるのが難しい
といったお話をよくうかがうことも多いです。
そんな方は、一度当ブログを運営するプログラミング教室MYLABのレッスンを体験してみませんか?
MYLABのレッスンの特徴は以下のような特徴があります。
- お子さまが楽しくプログラミングを続けることができるカリキュラム
- 一人ひとりの「創りたい!」にこたえられる知識を持ち、成長をサポートできるメンター陣
- 初学者だけでなく、ロボコンにチャレンジしたり、本格的な3Dゲームをつくったりする上級コースまで継続できる
「本当に楽しめるのかな?」「うちの子に合うかしら?」「飽きっぽいうちの子が続けられるかしら?」と思う方もいるかもしれません。
そんな方は、ぜひ一度無料で開催している体験レッスンに来て、実際に体験してみてください!
ゲーム・プログラミング体験(90分)
- どんなゲームをつくることができるのか、まずは遊んでみる
- ミッションをクリアするためのアイデアを考える
- コーチのサポートを受けながら、自分のアイデアを実現する!
体験会では、お子さまが集中してプログラミングしたり、作品を作ったりしている普段とは違う姿をみられるはずです!
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