Scratch(スクラッチ)

Scratch(スクラッチ)で作られた魅力的で面白い作品たち ~その①~「テトリス」「スーパーマリオ」他

子ども向けのプログラミング教材として最も活用されているScratchですが、少し誤解されているなと感じることがあります。典型的なのは、「子ども向けの教材なので、できることは限られているよね!」というもの。しかし、Scratchのプロジェクトを探していくと、とっても面白くて魅力的な作品がたくさんありますし、「Scratchでこんなことまでできるの!」というものもたくさんありますので、ご紹介させていただきたいと思います。

パズルゲーム①(テトリス)

https://scratch.mit.edu/projects/31651654/

お父様、お母様世代が昔やった(かもしれない)往年の大人気ゲーム「TETRIS(テトリス)」もScratchで忠実に再現されています。テトリスはその単純なルールや見た目と違って、大学の情報系学部の課題として出題されるほど制作するのが難しいゲームです。まだテトリスで遊んだことないお子様は是非遊んでみてください!(意外と難しくてハマっちゃうかもしれません)

パズルゲーム②(頭脳パズル)

https://scratch.mit.edu/projects/74685970/

テトリスとは異なるパズルゲームをご紹介します。こちらは、キャラクターを動かしながらマスの色を全て白色に塗り替えればクリアというゲームです。ルールは簡単ですが、キャラクターは来た方向には戻れないという条件がありなかなかコツをつかむまではクリアできません。難易度を変えてプレイすることが出来るため、小学生のお子様は「簡単」から始めることをオススメします。このゲームは特別仕組みが難しかったり、キャラクターをたくさん用意するということはしていませんがアイデアがとにかく秀逸です。こんな風に面白いアイデアをうまく表現させてくれるのもScratchの魅力の一つなのかもしれません。

アクションゲーム①(Super Mario Maker)

https://scratch.mit.edu/projects/406208876/

Mario MakerがScratchにてかなりの高クオリティで再現されています。

勿論コースを自分で作れますし、作ったコースはコードを指定しておけば保存もできて後で遊ぶことも可能です。ゲーム内のBGMやキャラクターのコスチューム、背景の画像などの素材を忠実に再現することでかなり本家のゲームに近い印象で遊ぶことが出来ます。こういった既存ゲームの再現は、完成すればかなり満足感がありますが、先述した素材集めにかなりの根気を要します。また、作っていくとどんどんクオリティの高いものを目指したくなり、結果的にデバッグ(ゲーム内のバグとり)を行い始めるケースが多いです。こうなってくるとかなりの情熱(このゲームを何としても完成させる!)がないと途中で挫折してしまうので、いま「作りたい!」と思った方は、このことを覚えておくと良いかもしれません。

アニメ①(テレビアニメのオープニング風)

https://scratch.mit.edu/projects/314819495

テレビアニメのオープニングのようなアニメーションを制作しています。

主人公のようなキャラクター、敵対する勢力、敵か味方か分からないキャラクターなど登場人物がバラエティに富んでいます。また曲のサビから始まる戦闘シーンはとてもよく作り込まれていて、「このアニメがあったら見たい!」と思わせてくれるほどです。

アニメ②(日常を描写したほのぼのアニメ風)

https://scratch.mit.edu/projects/167198275/

ペンギン(主人公)のモーニングルーティーン?をアニメーションで表現しています。思わずクスリと笑ってしまうようなシーンもあって、特に音などの演出は入っていませんが見入ってしまう作品です。

本来のアニメーションであればキャラクターの動きを考えてコマ割りを行い、パラパラ漫画の要領で少しずつ変わっている絵を何枚も書かなければいけません。

しかしながら、Scratchであればキャラクターの動きもプログラムで指示できるので、何枚も似たような絵を描く必要がありません。(あえて従来のアニメーションと同じ手法でScratch上に作っているている人もいます)

Scratchを使えば、アニメーションに必要なキャラクター、背景、動き、音などを簡単に作って組み合わせることが出来るので、アニメーション制作に興味のある方は是非Scratchを使って作ってみてください。

アート①(幾何学模様メーカー)

https://scratch.mit.edu/projects/141623865/

いくつかの条件を指定するとその条件で幾何学模様を描いてくれます。条件の組み合わせは無限大と言っていいほど多いので、ぜひいろんな数字を入れてみてたくさんのきれいな幾何学模様を描いてみてください。Scratchに限らず、コンピュータというのは規則的かつ正確な作業を高速で行うことを得意としています。この幾何学模様などはその典型的な例ですので、ぜひScratchの魅力とともにPC幾何学模様の美しさを体験してみてください

リアルの再現①(ホームドア)

https://scratch.mit.edu/projects/273361780/

電車のホームドア開閉の様子をScratchで再現しています。作品で使われているイラストのクオリティの高さもさることながら、作品内で発生する音もかなり忠実に再現されています。おそらくホームドア、車両ドアの開閉音はご自身で弾いたピアノの音を録音し使用しているのですが、このこだわりがとても素晴らしい。こんな風に自分の好きなものや趣味などを自由に表現できるという点もScratchが多くの子ども達から愛されている理由の一つだと思います。

以上、今回ご紹介した作品はScratchにあるたくさんの魅力的な作品から選んだほんの一部です。まだまだScratchには私もまだ出会っていない魅力的で楽しい作品がたくさんありますので、気になる方はScratchの「検索」機能を使っていろいろ探してみてください。